【横綱誕生と本丸御殿】

セレスピード熊本

2008年10月06日 12:58





写真は、25世 吉田司家 吉田長孝氏















写真が下手ですいません。





事後報告になりましたが・・・・

清水公民館にて、吉田司家25世 吉田長孝氏による講演会を開催いたしました。



題して・・・


秘話【横綱誕生と本丸御殿】



すでに定員に達してましたので、あえて事前告知は致しませんでした。

楽しみにされていた方々すいません。(市政たよりには載ってました)



現在の横綱制度発祥のお話や、相撲道・土俵の成り立ち【陰陽道】などなど・・・・

京都の平安京の街作りに使われた、陰陽道の横綱を引用して綱が作られたこと・・・・

土俵が、神道・仏道・陰陽道を融合させて作られたこと・・・・

今の若い関取の方々にも是非聞かせてあげたい内容でした。


後半は吉田司家23世のお話に移り、幕末の篤姫や生麦事件の話まで広がり、現在の相撲協会の誕生の時の説話や、 

熊本城本丸御殿と相撲の歴史など幅広く講演をして頂きました。




約2時間の休憩(水入り)なしの講演でしたが、とても熱気あふれるお話でした。





吉田司家への講演依頼・取材依頼など、

当NPO法人 行司までご連絡下さい。





みなさん、肥後のいひゅうもんという言葉をご存知ですか?

私も、初めて知りました。

肥後もっこすと、せからしもん(県外の方はわからないかも)を、

融合させた二アンスに受け取ったのですが、奥の深い表現ですね。

正確な意味を、ご存知の方コメントください。



本日のアクセス数は凄いですね・・・・。

過去最高記録を更新中です!

皆様ありがとうございます。

NPO法人 行司





日本相撲協会:

外部理事・監事に伊藤滋早大教授ら3氏






日本相撲協会の外部理事に決まり、武蔵川理事長(左から2人目)と共に会見する村山弘義氏(左)と伊藤滋氏(右から2人目)、吉野準氏(右)=東京・両国国技館で2008年9月30日午後3時半、平田明浩撮影

 日本相撲協会は30日、理事に早稲田大特命教授の伊藤滋氏(77)と、元東京高検検事長で弁護士の村山弘義氏(71)、監事に元警視総監の吉野準氏(73)の就任を決めた。協会役員はこれまで元力士で占められており、外部からの役員招請は戦後初めて。


 昨年の時津風部屋の力士暴行死事件を機に、協会を監督する文部科学省から外部理事の起用を求められていた。協会は9月、外部役員招請のため、寄付行為(定款)を改定。3氏には秋場所中に就任を打診し、内諾を得ていた。今回の招請で、協会の理事は親方が務める内部理事9人、外部理事2人となった。


 協会の武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)は同日、文科省に外部理事・監事の就任を報告。塩谷立文科相は、記者団の取材に「ファンあっての相撲。(協会は)国民の目線で相撲をとらえ、子供たちに夢や希望を与えてほしい。外部役員の担う役割は大きい」と述べ、改革への期待を示した。武蔵川理事長は「『少しは(文科省の指示に)応えられたかな』という気持ち。協会も(役員を)一新して、事件が起きないよう頑張っていくことを伝えた」と話した。【飯山太郎、加藤隆寛】


 ◇「人並み以上のファン」「自由度高く意見」「国民向かねば」


 新たに日本相撲協会の理事・監事となった3人は30日、両国国技館で会見して意欲を語った。村山弘義外部理事(元東京高検検事長)は「人並み以上のファンと自負している。これから個性、持ち味を出して運営に携わりたい」。伊藤滋外部理事(早大特命教授)は「長年携わってきた教育面に加え、村山さんと力を合わせてお金の運用など経理面でもお手伝いしていきたい。一般市民として自由度高く意見できると思う」と話した。


 吉野準監事(元警視総監)は自らの経験をもとに「どこの組織でも『組織の利益が第一』となりがちだが、国民の方を向かねばならない。協会も自覚していると思うが、もう一度見直してみたらどうか」と提言した。【大島祥平】


 【外部理事の略歴】伊藤滋(いとう・しげる) 1931年生まれ。東大大学院修了。東大、慶大両教授などを歴任。専門は都市防災論、都市計画。大阪・千里ニュータウン中央地区センターを設計した。作家の伊藤整の長男。


 村山弘義(むらやま・ひろよし) 37年生まれ。新潟大卒。59年に司法試験合格して62年、検事任官。最高検公安部長や札幌高検検事長を歴任。99年4月、検事総長に次ぐ「検察ナンバー2」の東京高検検事長に就任し同年12月に退官。


 【監事の略歴】吉野準(よしの・じゅん) 34年生まれ。東大から警察庁入庁。在ユーゴスラビア大使館一等書記官、警察庁警備局長などを経て93年に警視総監。退官後、68年の「プラハの春」をテーマにした小説「侵略」を出版。




毎日新聞 2008年9月30日 20時07分(最終更新 9月30日 21時58分)



毎日新聞記事




相撲道に関わるすべての方に・・・・・


吉田司家 23世の遺訓です。←記事へ








訓     告




わが国相撲道は神代に淵源し、

垂仁天皇の御字に始めて叡覧の事あり、

聖武天皇の朝に至って相撲節会の恒例を設定し、

典儀式礼ことごとく備わる。

爾後奕世高貴の眷注(ケンチュウ 目を掛けて戴く)を辱うし、

国民の好尚を担い、以て今日に至れり。

それ、わが国は尚武を以て世界に冠絶す。

文治に処するも亦武備を忘るべからず。

相撲の道は武のみちなり。

これを以て士気を淬礪(サイレイ 砥ぎ磨く 

この場合は、自分の修養に努める)

すべく、これを以て民風を鼓舞すべし。

この道の貴ぶべきこと、実に此の如し。

あに他技の比すべきものならんや。

故に力士たるものは宜しくその由来する所を知り、

義理を重んじ品位を保ち、

益々技能を練磨して斯道の発揚を務め、

もって国家に貢献する所あるべきなり。 


  明治四十一年六月五日


                    二十三世  吉 田 追 風





今、まさにこの遺訓をすべての相撲道に関わりのある者が、

胸に深く留め置かなければならないのではないでしょうか?



たくさんのアクセスありがとう御座います。

もしよろしければ、一言感想やコメントをお願いします。

画像認証などは要らない設定です。

よろしくおねがいします。



関連記事