祇園精舎祇園精舎の鐘の声
(祇園精舎の鐘の音には)
諸行無常の響きあり
(永遠に続くものは何もないと言っているような響きがある)
沙羅双樹の花の色
(まんじゅしゃげの花の色は)
盛者必衰の理をあらわす
(栄えたものは必ず滅びるという法則を表している)
おごれる人も久しからず
(権力を持ったものも長くその権力を持ち続けることはできない)
ただ春の夜の夢のごとし
(それは春の夜の夢のようだ)
たけき者もついには滅びぬ
(強い力を振るったものも結局は滅びる)
偏に風の前の塵に同じ (それは風の前にあるちりと同じである)
甘茶 ~ときに甘酒~ 美甘 ←素敵なブログですよ。
福田内閣、不支持が5割超
支持続落27.6%に-時事世論調査 ←記事へ
2008年4月18日(金)16:32
時事通信社が11-14日に実施した4月の世論調査によると、福田内閣の支持率は前月比3.3ポイント減の27.6%で下落傾向に歯止めは掛からず、昨年9月の発足後初めて2割台に落ち込んだ。一方、不支持も同4.7ポイント増の52.4%と5割を超えた。揮発油(ガソリン)税の暫定税率失効や、日銀総裁人事をめぐる混乱で福田康夫首相の指導力を問う声が高まったことに加え、後期高齢者医療(長寿医療)制度の説明不足などが響いたとみられる。
不支持の理由(複数回答)では「期待が持てない」が同2.4ポイント増の30.2%でトップ。これに「リーダーシップがない」27.4%、「政策が駄目」16.5%などが続いた。
不支持は、20歳代を除くすべての年代で前月よりアップし、30歳代では初めて6割を突破。40歳代から60歳代までの各年代で5割を超えた。男女別では男性56.5%、女性48.0%だった。
[時事通信社]
せっかく、ガソリンだけでもさがってホットしているところで、
来月は、160円に値上がりするかもしれない・・・・・・・・・。
来週の山口での選挙結果は、重大な結果を生むかもしれません。
山口の皆さん、全国の代表として選挙に行ってください。
『祇園精舎』は、久しぶりに読むと奥が深いですね・・・・・。
与党内は「解散は秋」が、
標準シナリオ、山口補選が政局左右
2008年4月11日(金)17:27
(ロイター)
[東京 11日 ロイター] 「そろそろ大事な『何とか風』が吹き出したなあという気がする」──。小泉純一郎元首相は7日、「解散」という言葉は避けながらも次期衆院選についてこう語った。
「郵政解散」で世間をあっと驚かせ、圧倒的勝利を勝ち取った立役者の小泉元首相の発言は、政界でも「単なるブラフではなく、いろいろな可能性が出来たということ」(野田佳彦・民主党広報委員長)と受け止められ、解散への意識が永田町で高まっている。
だが、現実に7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)前の5月─6月に解散・総選挙があるとみている政界関係者は以外に少ない。福田康夫内閣の支持率が20%台で低迷している中での選挙では、与党に不利であるためだ。与党内には、民主党の内輪もめが期待できる9月の民主党代表選前後の情勢を見極めて判断したいとの声が大勢だ。
早期解散への可能性が高まるとすれば、4月15日告示の衆院山口2区補欠選挙(27日投開票)で与党が敗北した場合だ。福田内閣が誕生して初の国政選挙となる同補選での最大の争点は、ガソリン税の再引き上げ。ここで自民党候補が勝てば、今月29日以降に予定されているガソリン税の暫定税率の再引き上げを盛り込んだ租税特別措置法案の衆院での再可決への環境が整う。しかし、民主党が勝った場合、与党の立場が弱くなり、再可決を押し通せるか判断を迫られる。そのケースでは「予算の前提になる歳入法案の成立が遅れ、福田首相が内閣総辞職を決断する可能性もある」と政界関係者の一部ではささやかれている。
仮に福田首相が再可決を強行した場合、民主党は参院に首相問責決議案を出し、可決するシナリオが浮上する。問責決議案に法的な拘束力はないが[政治的には、参院が福田首相を相手にしないという意思を表明したことと同じ。以後、参院で福田首相は答弁できなくなる」(野党関係者)ため、国会のこう着に関し、民意を問うため、福田首相が解散する可能性がある。
他方、福田首相が馬耳東風で居座って、審議拒否の民主党に国民の批判が集中し、最終的に民主党が折れて、民主党の小沢一郎代表の政治責任が問われる展開もありうる。
政局の大変化への起点になる今回の補選は、保守王国・山口県での選挙ではあるものの「激戦が予想される」(山崎正昭・自民参院幹事長)との声が、与党内からも出ている。
<前倒し志向の民主、自民は9月民主党代表選での波乱期待>
こうした中で、民主党内からは「今選挙をすれば、政権を取る可能性は十分ある」(野田氏)との声が上がるものの、解散までの道のりは、平たんではなさそうだ。「(福田政権を)追い込めば追い込むほど、解散は遠退く」(野田氏)という情勢になっている。選挙で負けそうな総理・総裁による解散を与党が阻止するのではないか、との見方があるからだ。「少なくとも福田さんでは解散できない。解散しようとしたら、皆で『はがい締め』にしてとどめるだろう」と野田氏はみる。
その上で「福田さんにはサミットを花道に辞めてもらい、自民党総裁選を前倒しして、新しい総理・総裁のボロが出ないうちに解散。この可能性が一番高い。(自民党が)選挙に打って出る可能性があるとすると、秋しかないと思う」(野田氏)とみる。
こうした事態は民主党にとって決して有利にならないため、小沢一郎代表は「5、6月解散」の可能性にも言及。解散前倒しは「福田降ろし」のセレモニーを行う間もなく一気呵成(かせい)に攻める意味で好機との計算が民主党には働いている。
一方、与党内では、党内に不満分子も抱える民主党の事情をにらみ、9月の民主党代表選前後の動静を見極めた上で、解散時期を判断するべきだとの声が聞かれる。
野党転落の苦渋を経験した野中広務・元衆議院議員(元官房長官・元自民党幹事長)は10日の講演で、解散時期について「日本がサミットという大きなイベントを抱えている以上、衆院選はその後、民主党の党首選でひと波乱やって、それを眺めながら、来年の(衆議院議員の)任期を踏まえて時期を計っているのではないか」と述べ、福田康夫首相は7月サミット後、9月に行われる民主党代表選後の情勢を見極めて判断するとの見通しを示した。
<総選挙後には再編含みも>
総選挙後の政界はより波乱含みが予想される。加藤紘一自民党元幹事長は可能性の高いシナリオとして「自民党220議席、民主党200議席、公明党30議席」を予測。民主党による政権交代は阻むものの、衆院での3分の2議席を失うことで政権運営はより困難になると見通す。
民主・野田氏は、民主党の勝ち方次第では「再編」含みの展開になるとみる。「過去最高の177議席を超えたら、一定の勝利。200議席を超えれば、柔道でいうと『技あり』。もう一回『技あり』が取れれば政権が取れるという気持ちで、民主党は結束する。逆に、自民党は『液状化』する」とみる。民主党が200議席獲得すれば、自公連立で過半数が維持できたとしても「今以上に政権の維持が困難になる」とし、「この場合、民主党が割れることはないが、自民党が壊れる。壊れたところからこぼれてきた人たちを拾うという意味での再編はある」と見通した。
(ロイター日本語ニュース 吉川 裕子)