2008年05月26日
厳しいけいこで

大相撲夏場所で初優勝を飾った大関琴欧洲(佐渡ヶ嶽部屋)が千秋楽から一夜明けた26日、千葉県松戸市の佐渡ヶ嶽部屋で記者会見し、「最高の気持ちです」と改めて喜びを語った。
前夜は父、ステファンさんや友人たちと食事をして過ごし、「あまり寝る時間がなかった」。この日の朝は、メディアで大きく取り上げられているのを目にして、「またびっくりした」と、にこやかに話した。
自己最高の14勝1敗という成績で優勝し、「最初は優勝とかは考えられなかったが、星二つの差になって意識するようになった」と振り返り、「それがプレッシャーになった」と、13日目の安美錦戦に敗れた時の心情を明かした。
名古屋場所では、横綱昇進への期待も高まるが、「あまり意識して駄目になっても困る」と言葉は控え目。それでも、「今場所のように厳しいけいこをして頑張りたい」と抱負を語った。
(2008年5月26日11時19分 読売新聞)
琴欧洲 有終 綱とりへ
次の夢、綱とりへの思いの大きさを万全の相撲で証明した。前日に初優勝を決めていた琴欧洲が、自己最多の14勝目。「十両、幕内を通じて無かった。14勝って、いい響きですね」。初めて賜杯を抱いた千秋楽を、今場所続いた満面の笑みで締めくくった。
腰を割り、ひざを下ろして相手にぶつかる。初優勝の推進力となった立ち合いができた。素早く左上手を引き、右を差してかいなを返す。じわじわと、千代大海に何もさせないまま寄り切った。
大事な一番だった。負け越しが決まっている先輩大関相手に取りこぼせば、名古屋場所に向けての綱とりムードがしぼみかねない。
精神面の弱さが指摘される琴欧洲だが、この日は緊張を克服した。「きのう優勝が決まっていたので自分の相撲を取るだけだった。落ち着いて取れた」。完勝に言葉も弾んだ。
テレビのインタビューではブルガリア語で「やっと優勝しました。これからもっともっと努力します」と言った。朝青龍のような絶叫調で母国のファンに宣言した。
来場所については「何も考えず、今場所みたいに1日1日、自分の相撲を取りきるだけ」と話した。初夏の珍事に終わらせず、同じ姿をしっかり見せられるか。欧州出身で初となる横綱の誕生はその一点にかかっている。(永田篤史)
Posted by セレスピード熊本 at 13:06│Comments(0)
│【相撲関連ニュース】
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。