2008年07月11日
白鵬と朝青龍

白鵬と朝青龍、譲れぬ賜杯
=琴欧洲はひざに不安
-大相撲名古屋場所
大相撲名古屋場所は13日、愛知県体育館で幕を開ける。8月にモンゴル巡業を控え、胸を張って帰国したい朝青龍と白鵬。夏場所千秋楽で勝負後ににらみ合う失態を演じた両者が、意地を懸けた争いを繰り広げそうだ。
白鵬は、佐渡ケ嶽部屋などに乗り込んで琴欧洲らを圧倒した。先場所は終盤に左足首を痛めて失速したが、完治したようだ。持病の腰痛が出る気配もなく、3場所ぶりの優勝を狙う。
朝青龍は息が上がる場面が目立つ。琴欧洲にがっぷり組まれて土俵を割るなど精彩を欠く。ここ数年はけいこ不足を並外れた集中力で補ってきたが、不安材料は増えている。
綱とりの大関琴欧洲は、古傷の右ひざ痛が再発。「階段を下りて痛いときもある」と弱気な言葉も口を突いた。昇進には優勝が必要になりそうで、まずは安美錦ら相撲巧者が待ち構えるが、先場所の14勝が本物かどうか真価が問われる。
琴光喜が順調に仕上がった。地元名古屋で大関昇進を決めてちょうど1年。久々に存在感を示すにはいいタイミングだ。稀勢の里と豊ノ島の両小結は、関脇昇進を狙ってけいこに励んだ。
ベテラン大関の千代大海は史上ワースト、12度目のかど番。ここ3場所連続8勝止まりの魁皇とともに、土俵生命の俵に足が掛かっている。(了)
(2008/07/10-18:20)記事へ
Posted by セレスピード熊本 at 11:16│Comments(0)
│【相撲関連ニュース】
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。