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2008年07月23日

10連勝




白鵬が10連勝

=大相撲名古屋場所10日目

2008年7月22日(火)19:30

  • 時事通信
 大相撲名古屋場所10日目(22日、愛知県体育館)

 単独トップの白鵬は慌てずに琴奨菊を寄り切って無傷の10連勝。琴光喜は2敗で並んでいた安馬を退け、勝ち越した。千代大海が栃乃洋に敗れて3敗に後退し、白鵬を2差で追うのは琴光喜だけになった。琴欧洲は7勝目、魁皇は6勝目。土佐ノ海の幕内出場が1118回となり歴代9位の貴ノ浪に並んだ。 



[時事通信社]









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琴光喜 安馬下しV戦線に残った!



琴光喜に送り出しで敗れた安馬

 大相撲名古屋場所10日目は22日、愛知県体育館で行われ、41場所ぶり2度目の優勝を狙う琴光喜が、同じ2敗の安馬を下して2敗をキープ。賜杯レースにかろうじて踏みとどまった。白鵬は琴奨菊を寄り切り、横綱昇進後初めての初日からの10連勝を記録。千代大海、安馬が敗れたため、2敗は琴光喜ただ1人となった。 【取組結果】

 体が勝手に動いた。琴光喜はわずかに立ち遅れ、安馬の右のど輪で上体は完全にのけ反った。だがそれが外れると相手の体は勢いで反転。背後に取り付き、慎重に体を寄せて送り出した。「どうやってああいう形になったか…覚えてないんですよ」。賜杯レースに踏みとどまる大きな白星。過去8勝8敗の天敵・安馬は本能と執念で退けた。

 2敗目を喫した前夜、琴光喜を襲ったのは絶望感だった。「自分の中で優勝争いを意識してきたので…」。大関昇進を決めた昨年の同じ名古屋場所。勝てば優勝決定戦となる千秋楽の稀勢の里戦に敗れ、花道で涙を落とした。それ以来のショックに自暴自棄になりかけ、場所3日前から控えている酒の力に頼りかけた。しかし、日課の体のケアを優先させるため寸前でそれを自重。「気持ちを切り替えられたかは分からない。それぐらいきのうの一番は大きかった」。力ない言葉ながらも、表情に明るさは戻っていた。

 地元の期待は依然として大きい。琴光喜岡崎後援会長の岡田庸男さんは「現会員は900人だが、今場所の活躍次第で大台に到達する可能性もある」と言う。場所後には1日警察署長のイベントなど、地元凱旋の予定もあるだけに「賜杯を持ってきてくれれば一番いい」と期待を寄せた。この日も時間前から「琴光喜コール」が自然とわき起こった。地元の声援のためにも賜杯レースの火を消すわけにいかない。

 自力優勝の可能性は、すでにない。しかし佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「先場所は光喜が欧洲の援護をしたので、今場所は欧洲がする番」と総力戦を狙う。失意から一夜で立ち直った大関が奇跡の逆転を信じ、残り5日間に全力を注ぐ。



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