2008年06月16日
人体の神秘(舌)

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FujiSankei Business i. 2008/6/16 | |
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今回の発見は、酸味のない食べ物を酸っぱく感じさせたり、逆に強い酸味を酸っぱく感じさせなくしたりする調味料の開発などに役立ちそうだ。欧州分子生物学機構速報誌(電子版)に発表した。 このセンサーは、舌の細胞の表面にあるタンパク質の複合体「PKDチャネル」で、強い酸味だけに反応する。弱い酸味のセンサーも別にあると考えられているが、まだ見つかっていない。 稲田仁・特任助教(分子細胞生理学)や富永真琴教授(同)らは、PKDチャネルを持つ細胞で実験。このセンサーが強い酸性にすぐに反応するのではなく、酸性度が少し弱まった段階で反応することを確認した。 基本的な味覚のうち甘みと苦み、うま味は、 細胞の表面にあるセンサーが刺激にすぐに反応する仕組みになっている。 塩味を感じるメカニズムはよく分かっていない。 酸味の感覚は、腐った食べ物など危険に対する防御システムでもある。 稲田さんは「強い酸味を感じて食べ物を吐き出した後も、 この仕組みなら酸っぱさが口の中で長く続くので、 危険に対する学習効果が大きくなる利点があるのではないか」と推測している。 |
Posted by セレスピード熊本 at 20:47│Comments(1)
│【速報・リコール】
この記事へのコメント
う~ん!!
難しいですねぇ(^ー^
人って不思議ですよねぇ!!
難しいですねぇ(^ー^
人って不思議ですよねぇ!!
Posted by そら
at 2008年06月16日 22:48

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