【吉田司家に対する、ご要望・質問などはメールにて承ります。 フェイスブックページ開設しました。ここ→http://www.facebook.com/npogyoji
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

2008年06月20日

三重苦・・・。

肥料値上げへ…県内農家“三重苦”(熊日記事へ↑)
7月から値上がりする見通しとなった肥料。農家は「もう経営できない」と悲鳴を上げている=熊本市
7月から値上がりする見通しとなった肥料。農家は「もう経営できない」と悲鳴を上げている=熊本市
 全国農業協同組合連合会(JA全農)が肥料価格を七月から50~70%程度引き上げる方向で調整していることが十九日、明らかになった。県内でも値上げの見通しで、農家にとっては燃料と資材費の上昇に続く“三重苦”となる。一方で農産物への価格転嫁は進まず、「作れば作るほど赤字になる」と悲鳴が上がる。

 熊本市でトマトを生産する馬原民雄さん(56)は「もう限界。収益どころか、労賃も出ない」。肥料代は年間約百五十万円。50%上がれば二百万円を超える。重油もここ一、二年で二倍の二百万円となった。

 重油はハウス温度を通常より下げてしのいでいるが、「肥料は農産物の品質に直結する。減らせない」と深刻な表情だ。

 上益城郡山都町のキャベツ農家、木村智文さん(37)は「値上がりの事前情報を得て四月に来年度分までJA以外の業者から仕入れたが、野菜価格が上がらず、つらい」。熊本市でトルコギキョウを栽培する原口和大さん(35)は「農薬の価格も上がりそう。経営への影響は図りしれない」と不安を隠さない。

 農水省やJAなどによると、重油や肥料価格は上昇傾向だが、野菜価格は横ばい。消費者の購入が増えていないからだ。

 熊本大同青果は「ここ数カ月の価格は平年並み。特に果物は嗜好(しこう)品とされ、消費者の買い控えもあり下がっている。供給が大幅に減らない限り、市場価格には転嫁されないだろう」と話す。

 熊本学園大経済学部の山内良一教授(農業政策)は「コストの上昇分を農家だけがかぶるなら、日本の農業は破壊される」と指摘。「自給率向上のためにも自由競争に任せず、政府が介入し、農家が農産物を再生産できるよう補助金を出すことも必要だ」と強調する。(森本修代、蔵原博康、中原功一朗)


三重苦・・・。




同じカテゴリー(【九州・熊本関連】)の記事画像
ワカリマセンデシタ?
大日本スクリーン製造
刑法犯18%減
車内への「子ども閉じ込め」に注意!
本丸御殿に54万人
九州は8・8%減
同じカテゴリー(【九州・熊本関連】)の記事
 ワカリマセンデシタ? (2008-08-18 19:17)
 大日本スクリーン製造 (2008-08-13 05:47)
 刑法犯18%減 (2008-07-31 22:46)
 車内への「子ども閉じ込め」に注意! (2008-07-26 05:04)
 本丸御殿に54万人 (2008-07-23 22:52)
 「若者はなぜ3年で辞めるのか?」 (2008-07-23 12:03)

Posted by セレスピード熊本 at 17:58│Comments(0)【九州・熊本関連】
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。