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2008年03月11日

【稲ノ森 勉】



 


 稲ノ森  勉


 
土 俵 歴


明治32年5月17日、飽託郡白坪村(現熊本市蓮台寺町)に生れました。本名は古閑勉。
 
20歳のとき入間川部屋に入門し、のち出羽海部屋の移り、大正8年1月初土俵を踏みました。

大正9年5月場所には西序ノ口17枚目で4勝1預かりの好成績で序ノ口優勝、10年1月は西序2段11枚目、同年5月場所は西序ノ口17枚目で4勝1預かりの好成績をあげました。

大正11年5月は西幕下39枚目、翌12年5月には東10両13枚目に進みました。出世が早く、序ノ口から7場所目の十両昇進でありました。十両に昇進したので細川侯爵家から恒例により二つ引の化粧まわしが贈られました。

大正15年1月場所は西十両1枚目で5勝3敗の成績をおさめ、十両に6場所いて翌5月に初土俵から7年目に東前頭14枚目に入幕しました。稲ノ森 勉27歳の時でした。

入幕した大正15年5月場所は、病気のため振わず11日間全敗におわったが、1日も休場せずに奮闘したことは肥後魂の発露で、観客は勿論、好角家からも称えられました。

翌場所は十両に落ち、それから5場所つとめてのち廃業しました。

幕内の在位は1場所で、最高位は前頭14枚目。

身長1㍍73、体重94㌔。右四つ寄切りを得意としました。
 
相撲界を去り、郷里熊本に帰ってからは、養鶏や百姓などして家業にいそしむかたわら、青少年に相撲を教えたり、地方相撲の師範役として郷党に重宝がられました。 

昭和38年7月20日没、64歳。熊本市の蓮台寺に納骨されています




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この記事へのコメント
熊本は相撲の発生の地。

と聞いたことがありましたが・・・
稲ノ森さんのような、無名の力士が、
陰に・日向に活躍していたことを知りました。

ありがとうございます。
Posted by rakuten23 at 2008年03月18日 10:35