2008年01月12日
『タクシー代500万の国交省職員』

追加記事
コメントにも書いていますが、このような問題を起こす職員は、ごく一部のはずです。
そう信じています。1日も早い自浄努力をお願いします。
タクシー代500万円の国交省職員
残業1・3時間で深夜帰り?
4月8日8時0分配信 産経新聞 ←記事へリンク
国土交通省関東地方整備局道路部の職員が平成19年度に深夜帰宅用タクシー券を出勤日のほぼ毎日に当たる計190回、総額500万円分も使っていた問題で、この職員の1回のタクシー代の最高金額が4万円に上るほか、1日の平均残業時間が2時間未満だったことが分かった。国交省が民主党の大久保勉参院議員に説明した。タクシー代の原資となっている道路特定財源について大久保議員は「管理がずさんだ」として参院で追及する方針。
国交省などの説明によると、問題の職員の残業時間は19年4月から今年2月までの11カ月間で295時間。同期間の勤務日数225日で計算すると、1日当たりの残業は1・3時間になる。
深夜帰宅用タクシー券は、残業で帰宅が遅くなり、通常の交通機関がなくなった場合に交付される。同整備局の終業時間は午後6時であるため、1・3時間の残業なら電車などで帰宅できるにもかかわらず、タクシー帰りをしていたことになる。
同整備局によると、国交省が今回示した残業時間は超過勤務命令があった時間だけで、
「実際には、自分の意思で連日午前2、3時まで残業していた。退庁記録も残っている」と説明。
問題の職員は、国会の資料作成を担当しているため残業が続き、同整備局のあるさいたま市から神奈川県に近い都下にある自宅まで、2万6000円前後のタクシー代がかかったという。
これに対し、
大久保議員は「1000時間を超える残業をつけている職員もいるのに、問題の職員だけ295時間というのは不自然だ」
と指摘。この職員が1回で使ったタクシー代の最高額が4万円と、2万6000円を大きく上回っていることも判明したため、当該職員のタクシー券の使用状況や勤務実態の詳細を明らかにするよう求める。
一方、国交省の峰久幸義事務次官は7日の記者会見で「不正はなかったが、ほぼ連日の使用は公費の効率的使用や健康管理の面で問題」と話し、勤務管理などを改善する考えを示した。
まじめに、1000時間残業している方の健康面の方が心配です。
働いている職員の方が報われる組織に変革してほしい。
タクシー代500万の国交省職員 同一区間運賃2倍
4月10日8時1分配信 産経新聞 ←記事へリンク
国土交通省関東地方整備局道路部の職員が、
平成19年度に出勤日のほぼ毎日にあたる計190回、
総額500万円分の深夜帰宅用タクシー券を使っていた問題で、
職員が使用した運賃に2万円から4万円と2倍も差があることが分かった。
いずれも同一区間だが、経路や使用時間は不明で、
道路特定財源から支出されているタクシー券の不明朗な使用実態が、
また一つ浮かび上がった形だ。同整備局では職員から事情を聴く方針。
関東地方整備局によると、
問題の職員が19年度に深夜帰宅で使ったタクシー代は通常、
高速代を含め2万6000円前後だった。
しかし、19年7月には2万120円(高速代900円)と通常より約6000円安く、
逆に同年9月には4万910円(同2650円)と1万4000円も高い日があった。
その差は2倍の2万円と大きく、不自然。
いずれも、乗車地は整備局のあるさいたま市で、
降車地は職員の自宅がある都下だが、途中の経路は不明。
使用時間も、タクシー券に時間記入欄がないため分からないという。
整備局は「渋滞などによる経路変更などなんらかの事情があったのではないか」とし、
職員から説明を求める。
一方、民主党の大久保勉参院議員は9日の参院決算委員会で
「飲みに行った帰りに使っても分からない」
とこの問題を追及。
全国の地方整備局で利用額が高い上位10人の使用済みタクシー券の公開や、
同券の保存期間を1年から5年に延長することを求めた。
一般財源化いらだつ公明 小沢氏冷淡 首相「協議の場を」
4月10日8時1分配信 産経新聞←記事へリンク
福田康夫首相が9日の党首討論で平成21年度から道路特定財源を、
一般財源化することに重ねて強い意欲を示したことを受け、
この問題が後半国会の最大の争点となることが確実となった。
民主党が歳入関連法案の修正協議の条件として掲げる首相方針の閣議決定についても、
首相は、 「必要に応じてやる」 と明言した。
自民党道路族や国土交通省は一般財源化への抵抗を強めつつあり、
首相がいかに与党内で主導権を発揮できるかが注目される。
「一般財源化は総理総裁として申し上げた。
自民、公明両党の了解も得ている。閣議決定も必要に応じてやるし、
骨太の方針にもきちんと盛り込む。その前に必要なのは与野党協議ではないか。
どうか話し合いの機会をつくってほしい」
首相は同日の党首討論で、民主党の小沢一郎代表にいつになく強い調子で協力を迫った。
先月27日に一般財源化を含む新提案を打ち出して以来、
首相のトーンは日々強まっている。8日の経済財政諮問会議では、
例年より1カ月以上早く来年度の「骨太の方針」の議論をスタートさせ、
「一般財源化もしっかり盛り込むように」と指示した。
これに対して、小沢氏は「いくらでも協議には応じる。
政府・与党で正式決定した上で協議を打診してほしい」と冷淡に応じた。
自民党の権力構造を熟知しているだけに
「道路族が巨大な利権をそう簡単に手放すわけがない」
と見透かしたような発言だ。
実際、首相の新提案を受けて、
自民、公明両党の政調会長による歳入関連法案の修正協議は遅々としてまとまらない。
両党の幹事長、政調会長、国対委員長は9日朝、国会内で会談し、
近く党内手続きを経たうえで、
民主党など野党に政策協議を呼びかける方針を確認したが、
具体的な時期などは一切触れなかった。
首相の新提案を閣議決定するには、
事前に自民党の党議決定が必要だが、
道路族の実力者は「必要な道路は作らないといけない。
慎重にことを運ばなければならない」と首相の前のめりな姿勢を牽制(けんせい)。
党の最高決定機関を束ねる二階俊博総務会長も
「『地方の声』を大切にしないといけない」と慎重姿勢を崩さない。
首相もこの党内事情は十分承知しており、
党首討論でも「まだまだ地方にたくさんの要求がある。
地方の格差をなくすには道路はやっぱり大事だ」と配慮を見せた。
しかし、将来の道路整備に向け、新たな枠組みを示しても道路族が簡単に納得する公算は小さい。
一方、公明党は、自民党の後ろ向きな態度にいらだちを募らせている。
太田昭宏代表は同日夕、首相官邸を訪れ、 「私と同じ思いだ」 と述べ、
一般財源化を強く支持した。
別の公明党幹部は、
「一般財源化を担保しなければ歳入関連法案の衆院再議決は厳しい」
と漏らしており、4月末の再議決に向け、
新提案の閣議決定をめぐる駆け引きは激しさを増す可能性が高い。
4月10日8時1分配信 産経新聞 ←記事へリンク
国土交通省関東地方整備局道路部の職員が、
平成19年度に出勤日のほぼ毎日にあたる計190回、
総額500万円分の深夜帰宅用タクシー券を使っていた問題で、
職員が使用した運賃に2万円から4万円と2倍も差があることが分かった。
いずれも同一区間だが、経路や使用時間は不明で、
道路特定財源から支出されているタクシー券の不明朗な使用実態が、
また一つ浮かび上がった形だ。同整備局では職員から事情を聴く方針。
関東地方整備局によると、
問題の職員が19年度に深夜帰宅で使ったタクシー代は通常、
高速代を含め2万6000円前後だった。
しかし、19年7月には2万120円(高速代900円)と通常より約6000円安く、
逆に同年9月には4万910円(同2650円)と1万4000円も高い日があった。
その差は2倍の2万円と大きく、不自然。
いずれも、乗車地は整備局のあるさいたま市で、
降車地は職員の自宅がある都下だが、途中の経路は不明。
使用時間も、タクシー券に時間記入欄がないため分からないという。
整備局は「渋滞などによる経路変更などなんらかの事情があったのではないか」とし、
職員から説明を求める。
一方、民主党の大久保勉参院議員は9日の参院決算委員会で
「飲みに行った帰りに使っても分からない」
とこの問題を追及。
全国の地方整備局で利用額が高い上位10人の使用済みタクシー券の公開や、
同券の保存期間を1年から5年に延長することを求めた。
一般財源化いらだつ公明 小沢氏冷淡 首相「協議の場を」
4月10日8時1分配信 産経新聞←記事へリンク
福田康夫首相が9日の党首討論で平成21年度から道路特定財源を、
一般財源化することに重ねて強い意欲を示したことを受け、
この問題が後半国会の最大の争点となることが確実となった。
民主党が歳入関連法案の修正協議の条件として掲げる首相方針の閣議決定についても、
首相は、 「必要に応じてやる」 と明言した。
自民党道路族や国土交通省は一般財源化への抵抗を強めつつあり、
首相がいかに与党内で主導権を発揮できるかが注目される。
「一般財源化は総理総裁として申し上げた。
自民、公明両党の了解も得ている。閣議決定も必要に応じてやるし、
骨太の方針にもきちんと盛り込む。その前に必要なのは与野党協議ではないか。
どうか話し合いの機会をつくってほしい」
首相は同日の党首討論で、民主党の小沢一郎代表にいつになく強い調子で協力を迫った。
先月27日に一般財源化を含む新提案を打ち出して以来、
首相のトーンは日々強まっている。8日の経済財政諮問会議では、
例年より1カ月以上早く来年度の「骨太の方針」の議論をスタートさせ、
「一般財源化もしっかり盛り込むように」と指示した。
これに対して、小沢氏は「いくらでも協議には応じる。
政府・与党で正式決定した上で協議を打診してほしい」と冷淡に応じた。
自民党の権力構造を熟知しているだけに
「道路族が巨大な利権をそう簡単に手放すわけがない」
と見透かしたような発言だ。
実際、首相の新提案を受けて、
自民、公明両党の政調会長による歳入関連法案の修正協議は遅々としてまとまらない。
両党の幹事長、政調会長、国対委員長は9日朝、国会内で会談し、
近く党内手続きを経たうえで、
民主党など野党に政策協議を呼びかける方針を確認したが、
具体的な時期などは一切触れなかった。
首相の新提案を閣議決定するには、
事前に自民党の党議決定が必要だが、
道路族の実力者は「必要な道路は作らないといけない。
慎重にことを運ばなければならない」と首相の前のめりな姿勢を牽制(けんせい)。
党の最高決定機関を束ねる二階俊博総務会長も
「『地方の声』を大切にしないといけない」と慎重姿勢を崩さない。
首相もこの党内事情は十分承知しており、
党首討論でも「まだまだ地方にたくさんの要求がある。
地方の格差をなくすには道路はやっぱり大事だ」と配慮を見せた。
しかし、将来の道路整備に向け、新たな枠組みを示しても道路族が簡単に納得する公算は小さい。
一方、公明党は、自民党の後ろ向きな態度にいらだちを募らせている。
太田昭宏代表は同日夕、首相官邸を訪れ、 「私と同じ思いだ」 と述べ、
一般財源化を強く支持した。
別の公明党幹部は、
「一般財源化を担保しなければ歳入関連法案の衆院再議決は厳しい」
と漏らしており、4月末の再議決に向け、
新提案の閣議決定をめぐる駆け引きは激しさを増す可能性が高い。
Posted by セレスピード熊本 at 09:00│Comments(6)
│【政治・経済】
この記事へのコメント
許せませんね!
呑みに行っても使ってますよ
その職員の退職金から弁償させるべきです
呑みに行っても使ってますよ
その職員の退職金から弁償させるべきです
Posted by pwc-t at 2008年04月10日 12:58
りかちも遊びに来ました~。
コメント有難うございました。
突然ですが、実は、謝らなければならない事があります。
あ、いや、決してタクシー券を乱用した事ではございませんよ。
乱用どころか、平の平社員には使えませんからねぇ。
塘居さんから初めてコメント頂いた時、お名前の漢字を間違えてしまったのです。ほんと、すいませ~ん(汗)
塘ではなく、糖と・・・。
かなり失礼なヤツですね、まったく。
前向きに許してやっておくんなせぇ。
コメント有難うございました。
突然ですが、実は、謝らなければならない事があります。
あ、いや、決してタクシー券を乱用した事ではございませんよ。
乱用どころか、平の平社員には使えませんからねぇ。
塘居さんから初めてコメント頂いた時、お名前の漢字を間違えてしまったのです。ほんと、すいませ~ん(汗)
塘ではなく、糖と・・・。
かなり失礼なヤツですね、まったく。
前向きに許してやっておくんなせぇ。
Posted by りかち at 2008年04月10日 14:13
政治家も頭が痛いですね~
お役人さまの、やり放題には、原因がありそうですが・・・、
昔、ちょこっと耳にしたことがあります。
お役人さまは: 天皇さまの直属の部署?
だから・・・と云う伝統が、引きつがれて?
いる。・ことらしいので・信じられないでしょ
お役人さまの、やり放題には、原因がありそうですが・・・、
昔、ちょこっと耳にしたことがあります。
お役人さまは: 天皇さまの直属の部署?
だから・・・と云う伝統が、引きつがれて?
いる。・ことらしいので・信じられないでしょ
Posted by rakuten23 at 2008年04月10日 15:27
pwc-t 様
ごく一部の幹部のせいで、全体がやっているようなイメージを、受けてしまいますが、
私は、まじめな人の方が多いと信じています。
ただ、今回のこの問題の方は、顔まで公開するべきだとおもいます。
民間なら、業務上横領です。
ごく一部の幹部のせいで、全体がやっているようなイメージを、受けてしまいますが、
私は、まじめな人の方が多いと信じています。
ただ、今回のこの問題の方は、顔まで公開するべきだとおもいます。
民間なら、業務上横領です。
Posted by 行司
at 2008年04月10日 20:22

りかち様
私の名前は、常用漢字にはないので、しかたありません。(笑)
トモイとまともに、読んでくれる先生もいなくて、『とうい』とか、『からい』とか・・・・・
ですから、全然平気です。
コメントありがとうございました。
又伺います!
私の名前は、常用漢字にはないので、しかたありません。(笑)
トモイとまともに、読んでくれる先生もいなくて、『とうい』とか、『からい』とか・・・・・
ですから、全然平気です。
コメントありがとうございました。
又伺います!
Posted by 行司
at 2008年04月10日 20:25

rakuten23様
もし、そういう感覚なら最悪ですね・・・・・
地方財政も最悪なこんな時に・・・・・
もっと、一般常識が通用するような組織に変革してほしいですね。
もし、そういう感覚なら最悪ですね・・・・・
地方財政も最悪なこんな時に・・・・・
もっと、一般常識が通用するような組織に変革してほしいですね。
Posted by 行司
at 2008年04月10日 20:29

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